インプットだけでは、英語は上達しないのです。
「英語を話せるようになりたい」「もっとスムーズに書けるようになりたい」と思っている方へ。この記事を読むと、凡人転生者の私が実践した「アウトプット → フィードバック → やり直し」で英語力を伸ばす具体的な手順がわかります。💡
先に結論です。話す・書く力は、実際に使って、フィードバックをもらい、修正するサイクルを回すことで初めて伸びます。AIツールも強力な味方です。
凡人転生者の私が、英語の壁にぶつかった話
かつて学生時代、短い間ですがアメリカの大学で学んだ経験があります。
その頃の私は、英語のインプットには自信がありました。辞書を引き、文法書を読み込み、リスニング教材を繰り返し聞いては「これで完璧だ」と謎の達成感に浸っていたのです。
しかし、いざ授業でディスカッションが始まると…
私「あー、えーと、その…」
(言いたいことはあるのに、言葉が出てこない…!)
まばたきの回数が、明らかに通常運転ではありませんでした。頭の中では完璧な英文が構築されているはずなのに、口から出てくるのはたどたどしい単語の羅列。授業後、ノートには言えなかった表現ばかりが並んでいました。😅
社会人になってからも、それは同じでした。いざ英語でメールを書こうとすると手が止まり、会議で発言しようとすると「今だ!」という瞬間に言葉が詰まる。
(このままでは、ただの英語を読める凡人で終わってしまう…)
私の「英語が出てこない」という悩みは、単に単語や文法を知らないからではありませんでした。私の場合、英語が出てこないのではなく、話す内容が整理できていなかったのです。
そこで、私は「アウトプット → フィードバック → やり直し」というサイクルを意識的に回すことにしました。チート能力なしの凡人でも、てくてく進めば割といける。その具体的な方法をご紹介します。
スピーキング力を伸ばすための準備
話す力を鍛えるには、まず準備が9割です。
1. オンライン英会話ツール
DMM英会話、レアジョブ英会話など、継続しやすいものを選びましょう。毎日25分でも、習慣化が大切です。
2. 言いたいことをまとめるツール
議事録の魔物と戦うときにも使っているChatGPTのようなAIツールや、Evernote、Notionなどのメモアプリで十分です。音声入力機能も活用できます。
3. 録音機能付きのデバイス
スマートフォンやPCの録音機能で、自分の発言を記録します。後で聞き返すことで、客観的に課題を見つけられます。
【実践】スピーキング力を伸ばす3つのステップ
ここからは、私が実際に試して効果があったスピーキング練習のステップです。
ステップ1:話す内容を事前に準備する
オンライン英会話のレッスン前には、必ず「今日話したいこと」「質問したいこと」を箇条書きでメモしました。
例えば「週末の予定」「最近読んだニュース」「仕事で困っていること」など、簡単な内容で構いません。
私「(これで『えーっと』が減るはず…!)」
AIに「〇〇について話すための英文の箇条書きを3つ作って」とプロンプトを打って、たたき台を作るのも有効です。完璧な文章を目指す必要はありません。キーワードと論理の骨格を意識します。
ステップ2:結論から話す練習をする
特にビジネスシーンでは、結論から話すことが大切です。
私は「結論 → 理由 → 具体例」というシンプルな構成を意識して話す練習をしました。これは日本語で話すときにも役立つスキルです。
オンライン英会話の先生にも「結論から話す練習をしたい」と事前に伝えておくと、フィードバックをもらいやすくなります。
例えば、
「I think we should launch this new product. (結論)
Because it meets customer needs. (理由)
For example, a recent survey showed high demand. (具体例)」
この構成を意識するだけで、会話のキャッチボールが格段にスムーズになりました。
ステップ3:言えなかった表現をメモし、次の回で使う
レッスン中、「これ、なんて言うんだろう?」と詰まった表現は、レッスン後に必ずメモしました。そして、その表現を次のレッスンで意図的に使うようにしたのです。
これは、まさに「経験値」を積み重ねる作業でした。新しい表現を覚えるだけでなく、それを実際に使うことで、自分の「スキル」として定着させていく。AIに「〇〇という日本語を英語で自然に言うには?」と尋ねて、表現のバリエーションを増やすのもおすすめです。
【実践】ライティング力を伸ばす3つのステップ
書く力を伸ばすサイクルも、基本は同じです。
ステップ1:短い文章を毎日書く
英語での日記、SNS投稿、仕事のメールの下書きなど、何でも構いません。まずは毎日、短い文章でも英語で書く習慣をつけます。
「今日は〇〇について書こう」とテーマを決めて、5分でも10分でも、とにかくアウトプットします。
ステップ2:添削を受けて書き直す
書いた文章は、必ず誰かに添削してもらいましょう。オンライン英会話の先生に添削をお願いしたり、AIライティングツール(Grammarly、DeepL Writeなど)を活用したりするのも良い方法です。
AIツールは、文法ミスやスペルミスだけでなく、より自然な表現や語彙の提案もしてくれます。ただし、AIの提案を鵜呑みにせず、なぜその表現がいいのかを考えることが大切です。
ステップ3:フィードバックを元に、必ず書き直す
添削された文章を「赤ペンが入ったから終わり」にしてはいけません。フィードバックを参考に、自分の手で文章を書き直すことが一番の学習です。
「なぜこの表現が間違っていたのか?」「どうすればもっと伝わる文章になるのか?」を考えながら修正することで、表現力が飛躍的に向上します。
凡人転生者がつまずきやすい点
この学習法でつまずきやすいのは、やはり「継続」です。
- 完璧主義に陥る:最初から完璧な文章やスピーチを目指さないこと。「まずは伝わること」を目標に、ハードルを下げて始めましょう。
- フィードバックを恐れる:間違いを指摘されるのは誰でも嫌なものです。しかし、それは「経験値」を得るチャンス。失敗は、次に繋がる重要なステップなのです。
- インプットに逃げる:新しい単語や文法を学ぶのは楽しいですが、それだけではアウトプット力は伸びません。意識的にアウトプットの時間を確保しましょう。
よくある質問
Q: AIツールを使うと、英語力は本当に伸びますか?
A: AIツールは、文法チェックや表現の提案など、学習を強力にサポートしてくれます。しかし、最終的に英語力を伸ばすのは、AIのフィードバックを元に自分で考え、実践するプロセスです。AIはあくまで「道具」として活用しましょう。
Q: 毎日英語に触れる時間がありません。どうすればいいですか?
A: 毎日まとまった時間が取れなくても、5分でも10分でも「アウトプットする時間」を意識的に作ることが大切です。例えば、通勤中にスマホで短い英文をメモする、ランチタイムにAIとチャットで会話してみるなど、スキマ時間を活用しましょう。
今日ひとつ試すなら
英語学習は、まさに異世界でのクエストです。道は長く、時には壁にぶつかることもあります。
でも、チートはない。でも、てくてく進めば割といけます。
今日ひとつ試すなら、まずは言えなかった表現を3つ書き出し、英語で言えるようにしてみませんか?
それはきっと、あなたの英語レベルを上げる、最初の一歩になるはずです。📝
次の一歩として、英語学習に役立つAIツールについては、別の記事で詳しくご紹介する予定です。


